私を解放してください。（1）

私を解放してください。（1）

それは、彼の一言で突然訪れた。

「・・・・・・・・・・・」

予感をしていなかったわけではないが、実際にこの瞬間に言われると思わなかったため、私は混乱していた。

ただ、ただ、手が震えていたことを覚えている。

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彼は私の目を見ることなく、言った。

その言葉はずるい・・・・・

それは、まるで、私のことが好きだから下した決断のように聞こえる。

だって・・・・

あとがき

大好きな人と付き合ったはずなのに、どうしてこのような結果になってしまったのだろう・・・

しかし、私はのちに自分を守るはずの行動が自分を苦しめることとなることを知る。

★こちらの話は、インスタグラムで投稿している「個性的な元カレたち～ストーカーSさんの話～」の完全版です。

Sさんとなぜ付き合うようになったのかや、インスタグラムでは語られていなかったストーリーも出てきますので、お楽しみに！